1997 Fiscal Year Annual Research Report
マルチメディア研究教育システムの開発とその大学教育への適用に関する試験研究
Project/Area Number |
07558269
|
Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
内田 種臣 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40130869)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡辺 仁史 早稲田大学, 理工学部, 教授 (40063804)
但田 栄 早稲田大学, 理工学部, 助教授 (10257248)
門内 輝行 早稲田大学, 理工学部, 教授 (90114686)
山田 泰完 早稲田大学, 理工学部, 教授 (80120939)
加藤 諦三 早稲田大学, 理工学部, 教授 (60063674)
|
Keywords | マルチメディア / 一般教育 / オンライン / 教材 |
Research Abstract |
理工学部における一般教育のカリキュラム改革を進めながら、次のことを実現することがこの試験研究の目的であった。 (1)カリキュラムの基本となるマルティメディアについての研究教育を行うこと (2)その場合、高度に発達したマルティメディアを使って行うこと (3)研究と教育がリアルタイムで連携して進むこと (4)情報技術の急激な変化に対応できる内容および制度の面で柔軟なシステムにすること 本年度は、それまで明確になった問題点1)体制変化の困難、2)運営コストの高さ、3)技術革新の速さ、4)マルティプラットフォームへの対応、5)システム利用場所の不足、6)時間割を柔軟にすることの困難、などを解決する方法の一つとして、オンラインネットワークを利用するシステムの試験利用と検討に重点を置いた。そのため、具体的には、以下のことを行った。1)サーバー、データベース、教材の作成や運用に整合性を保ち、2)関りのあるユーザーの色々なプラットフォームに対応でき、3)チームの共同作業を促進するネットワークシステム、ツールおよび教材に修正を始めた。 さらにまた、1)教材開発やデータ収集、2)チームのメンバーの情報処理能力向上のための研究会、3)オンライン利用テストの改善と実験、4)モデルルームの改善、5)マルティメディア教育のためのビデオ制作試験授業の追加、6)チリ-とのMboneを利用したリアルタイムでのレクチャーコンサートの実験、を行った。
|
-
[Publications] 内田種臣: "理工学部複合領域プログラムにおけるハイパーメディアシステムの利用" 早稲田フォーラム. 75号. 56-71 (1998)
-
[Publications] YAMADA, Taikan: "Versuch der Zuruckgewinnung eines interlinearen Bibelubersetzens" WASEDA-BLATTER. 5号. (1998)
-
[Publications] 山田泰完: "古典語修得と近代語の語源的理解のための聖書翻訳" 人文社会科学研究. 38号. 173-188 (1998)