1995 Fiscal Year Annual Research Report
西洋の哲学者による中国思想・宗教解釈の研究-17世紀と18世紀-
Project/Area Number |
07610013
|
Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
堀池 信夫 筑波大学, 哲学・思想学系, 助教授 (10091927)
|
Keywords | メモワール(M'emoires) / ク-プレ / ロンゴバルディ / キルヒャ- / デュ・アルド / ル・コント |
Research Abstract |
(1)17世紀〜18世紀間の宣教師資料を入手し、これの細目を整理したが、その結果は400字詰原稿用紙で45枚程の大部になった(北京の宣教師の報告について(M'emaires Concornant I'Histeire,Ies Science,les Arts,Ies Moeures,Ies Usages,etc.dc Chirois,Por Missionnaires de P'ekin)の細目録として作成した) (2)ク-プレ,ロンゴバルディの中国哲学解釈を研究し、これの草稿を作成した。 (3)デカルト,パスカル,ヘーゲルらの哲学における中国思想認識について、一部原稿を作成した。現在、アタナンウス・キルヒャ-,デュアルド,ル・コントらの編著からその中国思想に関連する記述を抜粋し、これを前者の哲学への影響関係を調査している。
|