植民地台湾における高等女学校出身の女教師の実態と意識

1997 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 07610239
• Research Institution: SAITAMA University
• Principal Investigator: 新井 淑子 埼玉大学, 教育学部, 教授 (20092017)
• Keywords: 台湾 / 女教師 / 植民地教育

Research Abstract

今年度は、これまでの植民地の女教員研究を継続及び学会発達を実施し、報告集の作成に力点を置いた。
1.継続研究とその補充
(1)国語学校付属女学校(台湾第三高女の前身)出身や彰化高等普通学校(彰化高女の前身)出身の女教師の実態と意識を『台湾教育』等中心に収集した。補助的な促成的な教員養成で、教員の資格を取得し、叙勲された女教師の遺族の全面的な協力を得たことが、研究を推進させた。
(2)玉川公学校・安平公学校関係者のインタビュー調査(安平公学校)等
2.学会発表
「植民地台湾における女教員研究-1900年〜1920年代公学校の女教員-」と題し、関東教育学会第45回大会(1997年11月8日)
3.「植民地台湾における高等女学校出身の女教師の実態と意識」の報告集の作成(別添)