1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07630045
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
皆村 武一 鹿児島大学, 法文学部, 教授 (00041103)
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Keywords | 伝統社会 / 社会経済の変容 / 外的インパクト / 破壊と創造 / 近代化 |
Research Abstract |
平成8年度は、主として、東南アジア、特にフィリッピンのスペインによる植民地化以降(1520年頃)の社会構造の変容について研究してきたが、まだ論文にまとめる段階には至っていない。 第2番目には鹿児島県の南海離島である与論島の近世から近代にかけての研究をし、それをもとに、与論島での鹿児島大学公開講座(教育学部、平成8年8月23日)で発表するとともに、神戸奄美研究会発行の『キヨラ』第2号(1997年1月)に「苦難の歴史を歩んだ与論島の人々」として発表した。 第3番には、2百数十年に及ぶ鎖国政策をとっていた江戸期の日本が諸外国の圧力で開国を余儀なくされたが、開国に伴う脱亜入欧過程についての研究である。この研究成果は、南日本新聞に1997年3月以降、一年間(約70回)掲載される予定で、すでに原稿を送り届けてある。
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Research Products
(2 results)