1996 Fiscal Year Annual Research Report
構造的不況下における管理会計のあり方についての研究
Project/Area Number |
07630129
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
櫻井 通晴 専修大学, 経営学部, 教授 (30083596)
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Keywords | 構造的不況 / 管理会計 / 財務組織 / 日米の競争力比較 / 情報技術の展開 / 活動基準原価計算(ABC) / リストラ / ソフトウェアの担保評価 |
Research Abstract |
本年度は、過年度の文献研究と訪問調査をもとに、「構造的不況下における管理会計制度」(平成9年1月10-31日に実施)と題する実態調査を実施した。調査項目は、回答企業が答えやすいように、15項目の質問に凝縮させた。現在、その結果を文書化する努力を実施中である。その結果は日本語と英語で、来年度に発表する予定である。日本語と英語の論文いずれについても、原稿はほとんど完成している。この研究の完成年度までの発表には十分間に合うように計画している。 公表された本年度の研究成果(論文)としては、(1)不況を克服するための技法である活動規基原価計算(ABC)、(2)不況脱出の手段たるベンチャー育成のためのソフトウェアの担保評価、(3)日本が早急にアメリカにチャッチアップしなければならない情報技術の展開、(4)財務組織の合理化、リストラという4つの面での研究成果を発表している。なお、個々の研究の成果は別紙を参照されたい。 全体のフレームワークとなるような研究成果として発表した本年度の公表物としては、第1に、同文舘から発表された『管理会計』と題する著書がある。これは、構造的な不況下において、わが国企業は今後いかなる管理会計を実施する必要があるかの観点から執筆したものである。第2に、その構想は、論文「日本の競争力比較」『研究、技術、計画』において明確に表現されていたものである。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 櫻井通晴: "ABCの日本企業への適用可能性(1)" 旬刊経理情報. No.788. 4-9 (1996)
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[Publications] 櫻井通晴: "ABCの日本企業への適用可能性(2)" 旬刊経理情報. No.788. 30-34 (1996)
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[Publications] 櫻井通晴: "認知されたソフトウェア担保融資" 営業推進. Vol.31. 6/15,44-67. (1996)
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[Publications] 櫻井通晴: "ソフトウェア担保価値の評価について" 税経通信. 712号,Vol.5. 17-21 (1996)
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[Publications] 櫻井通晴: "情報技術の発展と管理会計" 企業会計. Vol.48. 18-24 (1996)
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[Publications] Michiharu Sakurai et al.: "Comparative Study of Financial Organization in the US and Japan," 専修経営学論集(共同論文の執筆者with Patrick Keating,Patric McCabe,Masao Tsuji,and Tatsuhiro Takemoto. 第63号. 117-141 (1996)
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[Publications] 櫻井通晴: "『管理会計』" 同文舘, 400 (1997)
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[Publications] Michiharu Sakurai(共著): "Kostenmanagement,Wettbewerbsvolteile durch systematische Kostensteuerung" herausgegeben von Klaus-Peter Franz und Peter Kajuter,Schaffer-Poeschel Verlag Stuttgart,(1997)