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1995 Fiscal Year Annual Research Report

土地利用・交通・環境総合計画分析のためのパーソナルコンピューターシステムの構築

Research Project

Project/Area Number 07650616
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

宮本 和明  東北大学, 工学部, 教授 (90150284)

Keywords土地利用モデル / 交通モデル / 環境モデル / 総合分析支援システム / 発展途上国都市
Research Abstract

本研究は、都市圏の土地利用・交通・環境を対象に、汎用的な都市分析支援システムを開発する事を目的としている。
本年度は、まず、複雑な都市のモデルを、土地利用・交通・環境のサブシステムに分け、一種の都市の状態モデルであり都市の状態変数を常にシミュレーションの最新状態に更新する「シミュレーション都市データベース機能」と、既存の研究蓄積を活用するために、個々の分析モデルを容易に取り込むことができる「汎用インターフェイス機能」をマイクロソフトWindowsシステムの機能を活用して開発した。本研究で開発中のシステムは、基本的に、既存の分析モデルをも取り組むことが可能な、標準的な汎用システムをめざしており、上記の2機能に関しては、札幌都市圏のデータを元に、プロトタイプを作成した。このシステムを、今後仙台都市圏データに対しても適用する予定である。さらに、仙台都市圏を対象に、既存の地理情報システムと融合させることにより、分析目的にあわせた「分析単位の統合および分割機能」を作成中である。このサブシステムにおいては、分析システムとは独立に開発されたGISから、目的にあったデータを作成することができ、都市モデルの操作性と自由度を向上させるものである。
さらに、分析モデルとしては、都市的土地利用に起因する都市環境を予測するモデルを作成したことから、従来の土地利用モデルと統合させることにより、一連の分析が可能となっている。
平成8年度においては、札幌都市圏と仙台都市圏を対象に、土地利用・交通・環境の総合計画を支援するシステムのパイロット版を完成させる予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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