1995 Fiscal Year Annual Research Report
評価者の個人特性を考慮した環境評価モデルに関する研究
Project/Area Number |
07650689
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
村川 三郎 広島大学, 工学部, 教授 (70116680)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
網藤 芳男 農林水産省農業研究センター, 農業計画部, 主任研究官
西名 大作 広島大学, 工学部, 助手 (60208197)
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Keywords | 環境評価モデル / 個人特性 / 評価者 / 生活環境 / みどり環境 / 環境変容 / 住民意識調査 / 面接調査 |
Research Abstract |
平成7年度に実施した事項と得られた知見を以下に示す。 1.大学生に対するパネル調査結果の解析 平成6年度に実施した東広島市に新たに転入してきた大学生に対するぱねる調査についてデータ解析を進め,特にみどりの認識・評価に関しては個人特性の影響を確認した。また,東広島市域を示す白地図に記入させた結果をデジタイザーによりデータ入力し,自然的な要素の地理的分布について検討を進め,みどりの指摘数が入学当初から経時的に増加していることを把握した。 2.東広島市における環境変容の実態調査 東広島市における工場立地や地域開発,土地区画整理等による環境変容の過程について,現在から過去10年位までを目安として官公庁等から文献・資料を収集し,環境変容の概略を把握し,東広島市を構成する西条,高屋,志和,八本松の4町についてその差異を明らかにした。 3.有識者・行政担当者・一般住民等に対する面接調査 1.の調査結果は転入後間もない学生が評価者であり,一般性を欠く恐れがあるため,地域に対する意識や考え方が異なる有識者や行政担当者,一般住民等から32名の対象者を選出し,アンケート調査及び面接調査を10月に実施した。その結果,上述の4町によって,近年の環境変容とその効果に対する認識に差異が認められた。 4.環境変容に関する住民意識調査の実施と結果の分析 1.〜3.で得られた知見を整理して住民意識調査を設計し,平成8年3月上〜中旬に調査を実施した。4町の比較を行うことも考え,各町300票ずつ計1200票を配布し,1181票を回収した。
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[Publications] 網藤芳男 村川三郎 西名大作 関根範雄: "大学生の環境移行に伴うみどりの認識・評価の変容に関する研究 その1.調査概要と調査時期別分析" 日本建築学会大会学術講演梗概集 D-1. 867-868 (1995)
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[Publications] 関根範雄 村川三郎 網藤芳男 西名大作: "大学生の環境移行に伴うみどりの認識・評価の変容に関する研究 その2.出身地域別分析と認識・評価の関連分析" 日本建築学会大会学術講演梗概集 D-1. 869-870 (1995)
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[Publications] 村川三郎 網藤芳男 西名大作 関根範雄: "評価者の個人特性を考慮した環境評価モデルに関する研究 その1.有識者に対する面積調査結果" 日本建築学会中国・九州支部研究報告. 第10号. 165-168 (1996)
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[Publications] 村川三郎 網藤芳男 西名大作 関根範雄: "大学生の環境移行に伴う生活環境の認識・評価の変容に関する研究 その3.生活環境評価とみどりの認識・評価との関係" 日本建築学会中国・九州支部研究報告. 第10号. 169-172 (1996)
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[Publications] 網藤芳男 村川三郎 西名大作 関根範雄: "大学生の環境移行に伴う生活環境の認識・評価の変容に関する研究 その4.地形図を用いた場所の指摘によるみどり環境の評価" 日本建築学会中国・九州支部研究報告. 第10号. 173-176 (1996)