• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1995 Fiscal Year Annual Research Report

鋼材の疲労き裂伝播率に及ぼす試験片幅の影響

Research Project

Project/Area Number 07651131
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionYokohama National University

Principal Investigator

石塚 鐵夫  横浜国立大学, 工学部, 講師 (50017927)

Keywords疲労き裂伝播 / 応力拡大係数 / き裂伝播速度 / 疲労試験法
Research Abstract

本研究は、大型構造物部材の疲労き裂伝播寿命推定に関して、実験室レベルの実験で得られる結果を実際に当てはめる際にいろいろな問題点があり、その中の一つでもある試験片サイズの試験結果への影響について明らかにすることを目的としている。
本年度は2年計画の初年度で、研究計画にそって大型試験片の疲労き裂伝播試験を5体を終了し、過去に行った標準型のデータとの比較を行っている。試験はき裂伝播率に関与する応力拡大係数範囲を一定として行われた。
1)まず、これまでに高張力鋼の疲労き裂伝播試験を応力拡大係数振幅範囲ΔK制御下で行った試験片におけるき裂伸長線に沿って観察されるすべり線領域をテレビカメラによる観察を行なった。テレビカメラの解像度が上がらないので、同様の観察をレーザー光による金属表面観察鏡によって実施中である。
2)前年度までのデータの不足している部分を補うため、コンパクト試験片の幅ASTM規格標準サイズ(100mm)の3倍の試験片について、ΔK制御下の疲労き裂伝播試験を行なった。
3)き裂先端部の塑性領域と周囲の弾性領域との比率に影響するとおもわれるので、本年度購入できたワークステーションを用いて有限要素法による応力解析を行なっており、今のところ予想通りの結果を得ている。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi