1995 Fiscal Year Annual Research Report
老年期のアクティブライフとQOLの確保に関する追跡研究-ベースライン調査
Project/Area Number |
07670444
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
新開 省二 愛媛大学, 医学部, 助教授 (60171063)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 弘一郎 愛媛大学, 医学部, 助手 (30243778)
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Keywords | 老人保健 / アクティブライフ / QOL / 追跡研究 / ベースライン調査 |
Research Abstract |
本研究課題の初年度にあたる平成7年度の研究経過と実績は以下の通りである。 1)対象地域である重信町との話し合いを持ち、本調査への町の後援を得た。 2)町住民課保管の選挙人名簿を閲覧し、対象となる60歳〜84歳の住民約4,400名をリストアップした。 3)調査票の作成:既存資料の分析を行い、さらに東京都老人総合研究所から専門的知識の提供を受けつつ、調査票を作成した。その際、新たに精神医学的項目(痴呆の判定、性格特性)を加えたが、これにより、高齢者の抑うつ状態や性格特性と痴呆との関連を、横断的・縦断的に観察していくことが可能となった。 4)重信町との話し合いを持ち、調査票の配布と回収の方法、およびその日程について相談した。 5)調査員の募集(平成8年1月〜2月)と訓練を実施した。 6)現時点(平成8年2月)での進行状況は以上のようであり、今後現地調査を3月20日〜25日の期間、町内数地区において実施の予定である。 7)引き続く、平成8年度は本調査結果を分析しつつ、調査方法や内容の改善をはかり、残りの地区および隣接する川内町の高齢者を対象に、調査を継続していく計画である。
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