1995 Fiscal Year Annual Research Report
ヒト遺伝子特異的糖質コルチコイド反応性調節因子の同定とその応用
Project/Area Number |
07670549
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
大島 久二 藤田保健衛生大学, 医学部, 講師 (90138008)
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Keywords | メッセンジャーRNA / cDNAライブラリー / 糖質コルチコイド / レポーター遺伝子 / ゲルシフト法 |
Research Abstract |
本研究の初年度である平成7年度には、まずヒトリンパ球よりメッセンジャーRNAを描出し、ラムダベクターを用いてcDNAライブラリーを作成した。さらに、ラットより分離した糖質コルチコイド反応性調節因子cDNAを用いて、本ライブラリーのスクリーニングを行なった。その結果、複数のクローンが得られたが、それらにつき、現在再スクリーニング及び塩基配列決定のためのシークエンス作業を行なっているところである。 又、糖質コルチコイド反応性調節因子のDNA結合配列をもったレポーター遺伝子を用いて同調節因子活性を変動させうる薬剤をスクリーニング中である。 さらに、ゲルシフト法を用いて、糖質コルチコイド反応性調節因子がDNAに結合する場合の理想的塩基配列を決定することを試みており、現在数種類の塩基配列の候補が抽出されてきており、今後さらにその候補を増やすとともに、それらが、どの遺伝子上に存在するか検討中である。
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