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1996 Fiscal Year Annual Research Report

試作による小口径表面コイルを用いた皮膚、皮下組織の小病変のMRI診断

Research Project

Project/Area Number 07671014
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research Institution佐賀医科大学

Principal Investigator

工藤 祥一  佐賀医科大学, 医学部, 教授 (50161641)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土井 順子  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (20271124)
松尾 義朋  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (30209506)
KeywordsMRI / 表面コイル / 画像診断 / 皮膚 / 軟部
Research Abstract

研究目的:
試作表面コイルを用いてMRIによる皮膚・皮下組織小病変の診断能を検討する.
研究経過:
6cm径のコイルを試作し,1.5テスラのMRI装置Signa・Advantageに装着して使用した.FOV8cm,スライス厚3mm,256マトリックスで正常ボランティア8名の足底部を撮像したところ,皮膚,皮下組織の良好な画像が得られた.皮膚の内部構造については、表皮と真皮との区別はつくものの,表皮内の層構造は抽出できなかった.また,少数ではあるが臨床例については正規のコイルのうち最少のもの(約8cm径)を用いて撮像を行い,実験例との画像の対比を行った.表面コイルの口径が小さくても,MRI装置で設定可能なFOVが大きければ,小病変の抽出は困難と考えられるので,平成8年度に導入された.もっと小さなFOV設定の可能なMRI装置Signa・Horizonによる撮像も加え,比較検討した.ただ,当初の予定である6cm未満の小口径コイルの試作が遅れているので近い将来作製したい.また,臨床例が少ないため,実際の病変についての評価があまり行えていない.なお,平成8年度途中までの研究成果については,「インナービジョン11・8:38,1996」誌に掲載した.
今後の予定
新しいMRI装置Signa・Horizonにこの試作コイルを装着して撮像を継続し,正常ボランティアについては足底部の他,手指部その他の部位についても撮像し検討を加えたい.また,同意を得られた患者に試作コイルによる撮像を行い,腸瘍病変あるいは炎症性病変についての抽出能を検討したい.

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 工藤祥: "科研費研究課題の成果 試作による小口径表面コイルを用いた皮膚,皮下組織の小病変のMRI診断" インナービジョン. 11・8. 38 (1996)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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