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1995 Fiscal Year Annual Research Report

肺塞栓症における、肺胞上皮障害と気道攣縮の病態生理に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07671028
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

森 豊  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30166376)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 内山 眞幸  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (20203557)
川上 憲司  東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (10056814)
Keywords肺塞栓症 / 肺胞上皮透過性 / 気道攣縮 / エロソ-ルクリアランス
Research Abstract

現在肺塞栓症、実験動物モデルの作成および、^<9m>Tc-DTPAエアロソ-ルクリアランス測定法の検討を行なっている。
1.家兎の頸静脈の一方を結紮し、その末梢側に貯留した血液中にトロンビンを200u注入し3-5分放置し、血管内に血栓を形成させる。血栓形成を確認後脛静脈結紮部を解除し、血栓を肺動脈に飛ばした時点での家兎の生体反応が強いので死に至る個体が多く、トロンビンの量や気管攣縮の影響などを検討しなくてはならない状況である。
2.^<99m>Tc-DTPAエアロソ-ル吸入法についても家兎の呼吸状態により、充分なカウントを得るのに予定量より多くの^<99m>Tc-DTPAが必要になるケースもあり、測定器の感度、投与量、換気量、に関する検討を行なっている。より安定した肺塞栓症モデルの作成、ノイズを少なくし統計誤差の少ないデータの採取方法を検討中である。
3.家兎による実験モデルの作成における問題点の解決法として、使用する麻酔、トロンビン、レスピレーターなどを見直すことが必要である。この見直しにより問題が解決される予定である。
以前行っていた犬よりも家兎がやはりデリケ-トであるため、安定して実験モデルが得られ難いと考えられる。また、可能性としては、肺塞栓症により気道攣縮を生じる頻度が、実験動物モデルの種類により異なることも考えられ、今後この点も検討する予定である。以前行なった犬での実験の結果と比較する予定である。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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