1995 Fiscal Year Annual Research Report
肝酵素欠損病に対する新しい遺伝子治療法の開発-Particle Delivery Systemによるin vivo遺伝子導入法-
Project/Area Number |
07671323
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
小林 英司 自治医科大学, 医学部, 助教授 (00245044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
香川 靖雄 自治医科大学, 医学部, 教授 (30048962)
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Keywords | 遺伝子治療 / 肝酵素欠損病 / 遺伝子銃 |
Research Abstract |
植物に応用されていた遺伝子導入法である遺伝子銃は、金属の小粒子に導入したいDNAを付着させ、爆発等の力で外界から強制的に遺伝子を導入する方法である。ウィルスベクターを使用しない方法として我々は、本研究助成を受け研究を行っているが、平成7年度(初年度)までに判明したことを下記にまとめた。 使用する遺伝子銃の種類を爆薬式遺伝子銃(Bio&Chem)とHe式遺伝子銃(IDEARGIE-III型:タナカ)で比較検討した。前者の場合、導入時の爆破によりin vitroで培養細胞に導入する際、コンタミネーションが生じることが判明した。In vivoでは爆発時の音及び衝撃波が問題であった。He式は、COSI培養細胞へのβ-ガラクターゼ導入に成功した。さらにラット肝臓へin vivoで直接導入する実験においても導入可能であったが、発現量の問題が残った。現在、プロモーターを変え、研究遂行中である。
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