1995 Fiscal Year Annual Research Report
実験大腸癌を用いた制癌剤の新しいin vivo screening法
Project/Area Number |
07671423
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Showa University |
Principal Investigator |
角田 明良 昭和大学, 医学部, 助手 (10183485)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渋沢 三喜 昭和大学, 医学部, 助教授 (90138496)
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Keywords | 実験大腸癌 / 制癌剤 / in vivo screening / Cisplatin / tumor doubleing time |
Research Abstract |
(1)Cisplatin(CDDP)の最大耐容量を求めるために、12週齢のSprague-Dawley系雄性ラット30匹購入し、20週齢になった時点でCDDP 0.25mg/kg,0.5mg/kg,1mg/kgを各々週に1回,計5回腹くう内投与した。投与前後の体重の変化をみたところ、0.5mg/kgでは体重に影響を認めないが、1mg/kgでは体重が激減するラットがあるため、最大耐容量はその中間をとって0.75mg/kg/weekのipと決定した。 (2)6週齢のSprague-Dawley系雄性ラット17匹に、DMHを40mg/kg/week,10回皮下注して、大腸癌を作製した。DMH投与開始後20週目の注腸X線検査でtumor volumeを算出し、2群に分けて、CDDPの最大耐容量である0.75mg/kg,ipを計5週間投与し、再度X線検査でvolumeを算出し、tumor doubling timeとした。有効率は、CDDP群で6%であった。
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