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1995 Fiscal Year Annual Research Report

靱帯のリモデリング-侵入細胞のアクチン細胞骨格と新生コラーゲンの連関-

Research Project

Project/Area Number 07671588
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

伴 忠延  大阪大学, 医学部, 助手 (70028596)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 史野 根生  大阪大学, 医学部, 講師 (40135679)
Keywords移植靱帯 / 初期張力 / アクチン細胞骨格 / プロコラーゲン
Research Abstract

腱移植後早期における初期張力の再構築過程におよぼす影響(1995/5,International Society of the Kneeにて報告)
1)移植靱帯に加わる初期張力は細胞侵入の時期や速度には変化をもたらさない事がわっかた。
2)移植靱帯に生理的張力が加えられた移植靱帯中の侵入細胞のアクチン細胞骨格は、その細胞の外周辺部に良く発達しその生理的張力方向に配列していた。しかし、初期張力が全く加わらない靱帯中では侵入細胞中のアクチン束の発達の程度、向行は向秩序であった。
3)移植靱帯に生理的張力が加わる群では新生コラーゲンはその張力方向に均一に配列した。初期張力が全く加わらない靱帯中では新生コラーゲンは無秩序に配列した。しかしながら、両群ともに侵入細胞のアクチン束と新生コラーゲンは同じ局在を呈した。2),3)の結果は、細胞外基質に加えられた初期張力と侵入細胞のアクチン細胞骨格、更に侵入細胞のアクチン細胞骨格と新生コラーゲン間の力学的バランスに起因すると思われた。
4)移植靱帯に生理的張力が加わる群では経時的に細いコラーゲン細繊維が増加し、太いコラーゲン細繊維と細いコラーゲン細繊維の分布は均一であったが、初期張力が全く加わらない靱帯中ではそれらの分布は不均一であった。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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