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1997 Fiscal Year Annual Research Report

入院患者の多い地方における精神障害者リハビリテーションに関する総合的研究

Research Project

Project/Area Number 07672440
Research InstitutionKagoshima University

Principal Investigator

簗瀬 誠  鹿児島大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (40239819)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 榎本 貞保  鹿児島大学, 医療技術短期大学部, 教授 (80117481)
Keywords精神障害者 / 通院患者リハビリテーション事業 / 精神障害者小規模作業所
Research Abstract

精神障害者リハビリテーションに関する総合的研究として,通院患者リハビリテーション事業の協力事業所および精神障害者小規模作業所の通所者を対象とした調査を実施し,以下のような結果が得られた.
1.通院患者リハビリテーション事業
(1)協力事業所は,「簡単な仕事を与える」など訓練生の受け入れで特別な配慮をしながらも,「どのような状態になると病気が悪くなったのか判らない」など対応に困っている事業所も少なくない.
(2)訓練生の職業能力としては,多くの事業所が可能と判断した内容は「朝の始業時や昼食の後,休憩の後など仕事を始める時間は守れる」などであり,また逆に多くの事業所で不可能と判断された内容は「他の人に率先して仕事ができる」などであった.
(3)協力事業所は,「通院リハビリテーション事業全体の流れ」「精神病の原因」「注意の与え方」「リハビリテーションの具体的な内容」等についての情報を求めていた.
2.精神障害者小規模作業所
(1)通所者が作業所へ通所することにより改善されたと認識している内容は「作業能力」であり,逆に改善されにくいと認識している内容は「人とのかかわり」であった.
(2)通所者が作業所の役割として認識している内容は,「生活を作る」「生活を楽しむ」「人付き合いに慣れる」場であり,逆に役割として認識されにくい内容は「精神的・身体的安定を得る」「自分を表現する」「就労へ向けての準備」であった

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 簗瀬 誠: "精神障害者共同作業所通所者の通所効果について" 保健の科学. 39(9). 645-649 (1997)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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