1995 Fiscal Year Annual Research Report
青年期前の運動が骨塩量の獲得に及ぼす影響に関する研究
Project/Area Number |
07680132
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Miyazaki Municipal University |
Principal Investigator |
宮元 章次 宮崎公立大学, 人文学部, 助教授 (90157678)
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Keywords | 骨塩量 / エストラジオール / 青年期前 / 運動 |
Research Abstract |
青年期前の運動および女性ホルモンとが骨塩量の獲得とどのように関係しているかを捉えることを目的として、縦断的研究の初回の調査を実施した。対象は運動群25名、対照群10名であった。 1)運動群と対照群の身長(体重)の平均値は、それぞれ156cm(46kg)、154cm(46kg)であった。 2)運動群と対照群のエストラジオール値は、それぞれ20.5pg/ml、30.6pg/mlであった。 3)運動群と対照群の骨密度は、大腿骨頸部においてそれぞれ0.975g/cm^2、1.001g/cm^2であり、Ward三角において0.949g/cm^2、0.991g/cm^2および、大転子部において0.840g/cm^2、0.827g/cm^2であった。 4)運動群と対照群の身体組成は、体脂肪量においてそれぞれ10309g、13541gであり、除脂肪除骨塩量において32611g、31214gおよび、骨塩量において2012g、2056gを示した。 運動群と対照群の身長、体重、骨密度、身体組成は差があるとは認められなかったが、エストラジオール値は対照群が運動群よりも高値を示し差がある傾向が認められた。これは、対照群に生理が不規則の者が多く、データが全部揃っていないためであると推察される。 このように、生理(健康)の状態・運動歴についてのアンケート調査、エストラジオール、骨密度および身体組成の測定を実施した。調査は当初の計画通り進行しているが、平成8年度以降から本研究の特色のある縦断的評価が可能になるものと考えられる。
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