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1996 Fiscal Year Annual Research Report

画像処理手法を用いた水泳運動の解析

Research Project

Project/Area Number 07680140
Research InstitutionTakushoku University

Principal Investigator

諸角 建  拓殖大学, 工学部, 助教授 (50200465)

Keywords運動解析 / 水泳フォーム / 映像解析 / 画像処理 / コンピュータ解析 / Windowsアプリケーション
Research Abstract

水泳動作を解析するために必要となる各種ソフトウェアの開発を行った。従来は,MS-DOSの環境下でソフトウェア開発を行ってきた。MS-DOSの画面全体に水泳動作中の映像を表示する。その画面上でマウスカ-ソルを移動させることによって,注目点である身体各部の座標値を画面の下部に数値表示する。この数値を人が紙に書き写すことで各座標値を記録していた。この座標値から各部位の位置変化,速度変化,加速度変化等を別のプログラムで計算する。このように手作業を必要としていた。そこで,最近のパソコンの標準的なOS環境であるWindows95上で処理ができるように新たなソフトウェアの開発を行った。Windows95上のアプリケーションを開発するために採用した言語は,Delphiである。作成したアプリケーションでは,映像表示から解析までを全て1つプログラム上に纏められている。まず始めに,パソコンへ既に取り込まれている水泳動作中の映像を読み出してウインドウ表示する。この映像の右側には各注目点の名称と座標値が表示される。注目点にマウスカ-ソルを移動してクリックすると自動的に座標値が表示される。これを繰り返して必要な座標値が得られたところで,それらを1つのファイルとして記録できる。人が書き写す必要もなく,ファイル名を指定するだけで座標値ファイルが作成される。また,クリックした注目点は線で結ばれて身体の骨格表示が映像の上に重ね書きされる。この状態の映像をファイルとして記録することもできる。また,骨格表示を映像のフレーム毎にアニメーションの如く表示することも可能である。さらに,各注目点の速度や角度変化等は,メニューに用意されている項目を順次選択することで画面にグラフとして表示される。今後は,グラフ等の出力処理の追加,より効果的なプレゼンテーション方法の検討が必要である。

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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