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1996 Fiscal Year Annual Research Report

家庭・学校における女性の科学技術教育に関する研究

Research Project

Project/Area Number 07680208
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionJapan Women's University

Principal Investigator

下村 恭子  日本女子大学, 理学部, 助手 (20257067)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 小舘 香椎子  日本女子大学, 理学部, 教授 (20060668)
Keywords科学技術教育 / 家庭環境と母親の役割 / 母親の専攻と子供の進路 / インターネット
Research Abstract

平成8年度は下記の2つの内容に関しアンケートによる意識調査を実施し、本研究テーマについて分析を行った。分析はコンピュータおよび統計解析用ソフトにより行い、結果を分かりやすく視覚化した。以下にその概要と得えられた結果を記述する。
1.科学技術および理科に関する意識調査の実施:平成7年度に引き続き、同じ調査内容で4月から5月に行った。対象は本学の理系および文系の学部学生で回収率64%、252名から回答が得られた。この調査から、子供の進路の選択は家庭の影響が大きいこと、理系の学生は専門性や経験のある人と、文系の学生は身近な人とのつながりが大きいこと、母親の子供に与える影響力は強く女性の科学技術教育は社会を構成する基本的な単位である家庭にとって重要であることが確認できた。
2.大学での専攻分野と科学技術教育に関する意識調査の実施:平成7年度と上記1.の結果を踏まえ、子供の進路に母親の経歴や意識がどのように影響するのか、本学の卒業生に対し5月から6月に学科同窓会や総会時に調査を行った。対象は児童学科、食物学科、被服学科、英文学科、物理学科の卒業生で回収率は72%、362名から回答が得られた。この調査から科学技術に対する関心や環境づくりを意識している母親に理系に進学する子供の割合が高いこと、家庭の中で母親の担う役割が重要であることが確認できた。
3.女性の学会会員の割合の調査:電子情報通信学会、応用物理学会、日本放射光学会、日本栄養・食糧学会、日本建築学会、日本語教育学会の会員名簿から女性の名前を抽出し、その割合を算出した。理系の学会については極端に女性の割合が低いことが分かった。
4.インターネットによる調査:さらに広く意見を得るためにホームページを開設し、インターネット上でアンケート調査を行っている。
平成8年度の研究成果の一部は、記載した論文の他に第44回応用物理学関係連合講演会で発表予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 岡崎智子: "家庭・学校における女性の科学技術教育" 日本女子大学紀要 理学部. 5(印刷中). (1997)

URL: 

Published: 1999-03-08   Modified: 2016-04-21  

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