1995 Fiscal Year Annual Research Report
プログラミング教育支援システムのためのプログラム理解機能の汎用化の研究
Project/Area Number |
07680233
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Tokyo Denki University |
Principal Investigator |
上野 晴樹 東京電機大学, 理工学部, 教授 (00082842)
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Keywords | プログラミング教育 / 教育支援システム / プログラム理解 / 知識システム |
Research Abstract |
本研究では、これまでに研究開発を進めてきた教育向き知的プログラミング環境INTELLITUTORのサブシステムであるプログラム理解システムALPUSの、汎用化の研究を行っている。ここでいう汎用化は、複数のプログラミング言語、すなわちPASCALとC、に対応できるプログラム理解システムの実現、および色々なプログラミングスタイルに対応できる理解法の実現を意味する。汎用化の方法としては、1)プログラム文の抽象表現化、2)プログラム文の正規化、3)プログラミング知識の抽象表現化、4)抽象表現に対応した汎用な推論法の研究、などである。これによって、学習者のプログラムは一度この抽象表現に書き換えられ正規化されるので、元のプログラミング言語や書き方の依存性がかなり解消される。本研究では、基本的なアルゴリズム教育に必要な部分に限定して、そのためにPASCALと等価なC言語のサブセットを設定した。なお、汎用化によってコンピュータ処理の負担が増大するので、理解のための推論手法の改良や、そのために必要な学生のプログラミング過程の分析も行っている。 平成7年度は、中間的な研究報告として、学会の研究会やワークショップ等で発表し、今後の研究の為の方向づけ等を行った。また、プログラム理解技術の重要な応用分野であるリバースエンジニアリングに関しても、関連研究として考察し、報告した。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 上野晴樹: "リバースエンジニアリングとその課題-AIとSEの接点として-" 電子情報通信学会信学技法AI94-71. 49-56 (1995)
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[Publications] 上野晴樹: "教育向き知的プログラミング環境の概念.方法.課題" 「教育のためのコミュニケーションメディアシステム」ワークショップ96予稿集. (1996)
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[Publications] H. Ueno: "Concepts and Methodologies for Krowledge-Based Program Understandes ALPUS" Proc. PRIG96, to appear. (1996)