1995 Fiscal Year Annual Research Report
語彙.文法.読解.作文による多角的CAI実用英語学習システムの開発と実践
Project/Area Number |
07680238
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Research Category |
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
吉田 信介 摂南大学, 国際言語文化学部, 助教授 (50230743)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 晴世 摂南大学, 国際言語文化学部, 助教授 (40210710)
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Keywords | CAI / 実用英語 / 学習者主導 / 弁別度 / 語彙 / 文法 / 読解 / 作文 |
Research Abstract |
◯本CAIシステムの開発に必要なソフトウェアと機器を設置し、設計したコースウェアに従って各学習項目の構成によるソフトを開発した。 ◯その内容は1つのまとまった内容をもつ英文について、語彙・文法・作文・読解の4つの側面から、学習者主導により多角的に学習し、バランスのとれた英語力を習得することに学習目標を置いたもので、学習環境設定(レベルの選択、テキストの選択、ヒント/正解/解答の正誤の表示の有無、解答制限時間/試行回数の設定)および、学習項目((1)語彙、(2)熟語、(3)文法、(4)対話(整序)、(5)作文、(6)正誤指摘、(7)読解穴埋め、(8)読解設問、(9)模擬試験)は学習者が個別に選択できる。 ◯題材には英検準2〜準1級レベルの600語程度のエッセイ、論説文、対話文を用た。 ◯項目分析やユーザーインターフェースの改良をおこなうため、夏期集中講義で試用し、学習者の反応や学習状況を観察した。 ◯当初設計したコースウェア通りのシステムを開発することができ、実際に集中講義で試用した。そこでの個々の学習記録をもとに、独自に開発した統計処理プログラムにより項目分析を行った。 ◯また、アンケートによりユーザーインターフェース、学習環境設定、題材、設問の難易度、改良点を調査した。 ◯これらの結果、顕著な問題点として次のことが判明した: (1)弁別度の低い設問が多くみられること。 (2)作文整序問題の正答率が極端に低いこと。 (3)学習進度のばらつきがあること。 (4)ヒントの改良の余地があること。 (5)ユーザーインターフェイスで操作ミスが頻出したこと。
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