1996 Fiscal Year Annual Research Report
マルチメディアを活用した民族舞踊教材の学習者適応機能の高度化と評価分析
Project/Area Number |
07680247
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Foundation for Advancement of International Science |
Principal Investigator |
河合 徳枝 国際科学振興財団, 研究開発部, 研究員 (50261128)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大橋 力 千葉工業大学, 情報工学科, 教授 (90015652)
八木 玲子 国際科学振興財団, 研究開発部, 研究員 (80281591)
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Keywords | マルチメディア / 民族舞踊 / 学習者適応機能 / 生理学的評価 / 実技教育 |
Research Abstract |
研究者らは、民族舞踊の実技習得用マルチメディア教材“ガムランの技法"のなかで、今日のコンピューターの高速化や高性能化にあわせて学習者適応機能の向上と評価分析をおこなった。 教材の機能の向上に関して具体的には、これまでのソフトウエアをより高度な機種であるPower Machintosh上で使用可能にすることを昨年にひきつづき検討し試行をはじめた。同時に、学習者がマウスやキーボードから解放され、実技をおこないながらリアルタイムにコンピューターの教材にアクセスできる音声認識コントロールシステムの最新システムの導入の検討、ならびに大容量を必要とする動画記録・再生システムとして新方式DVD(デジタルビデオディスク)の導入の検討などをおこなった。また、さまざまな機能の向上にあわせて教材の内容の充実をはかることも視野にいれ、たとえば動画の編集加工における3D化などの新機能を採り入れた内容について検討した。 学習者適応機能の評価については、かねてから研究者らが開発してきた、人間とメディアとの適合性を生理学的指標をつかって非拘束で計測し評価する手法を応用するための予備的実験をおこなった。特に学習者が実技による身体的運動や音声の発生をともなう場合の生理的指標の計測手法および評価方法を検討した。さらに、実際の舞踊教育の現場で本教材を使用してその効果を評価することを試みた。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 不破本義孝、河合徳枝、ほか: "情報環境評価のための可搬型脳波計測システム" 第12回ヒューマン・インタフェース・シンポジウム論文集. 671-676 (1996)
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[Publications] 仁科エミ、河合徳枝、ほか: "描画ツールを利用した国際間絵画交流実験-バリ島と日本とをむすんで" 情報処理学会人文科学とコンピュータ研究会資料. 25-32 (1996)
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[Publications] 大橋力、河合徳枝、ほか: "脳波を指標とする映像情報の生体評価" テレビジョン学会誌 画像情報工学と放送技術. 50-12. 1921-1934 (1996)
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[Publications] 大橋力、河合徳枝、ほか: "ハイパーソニック・エフェクトについて" 電子情報通信学会技術報告. SP96-112. 29-34 (1997)