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1995 Fiscal Year Annual Research Report

児童の理科教育の内容好嫌の実態と科学的知識の認識過程を生かした教育方法の開発研究

Research Project

Project/Area Number 07680268
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionAichi University of Education

Principal Investigator

川上 昭吾  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10033896)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 牧野 治敏  大分大学, 教育学部, 助教授 (30165683)
吉田 淳  愛知教育大学, 教育学部, 助教授 (90115668)
遠西 昭壽  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (20135396)
Keywords理科の好嫌 / 認識と好嫌との関係 / ミスコンセプション / 興味・関心、意欲
Research Abstract

小学3年生から中学3年生までを対象に、自然の事象に対する興味・関心、意欲と認知的発達との関連について明らかにした。
調査時期は、1995年10〜11月である。被験者は1943名であった。
調査内容は、子供が不思議と感じると思われる4種類の実験をビデオによる映像で提示し、(1)それについて不思議と思うか、(2)映像の実験をやってみたいと思うか、(3)映像中の実験結果をどのように説明するか、の3つの質問をしたものである。
結果として、次の4点が明らかになった。
1.学年が上がるにつれて受容される情報の精選が図られ、自分と関わりがあると思う情報に興味・関心を示している。
2.中学3年生になると小学3年生に比べ、ミスコンセプションを抱くことにより目の前の事象を自分なりに説明をしてしまい、さらに調べようという意欲を示さなくなる。
3.中学3年生になると、目の前に不思議な現象があっても、それを説明することができないという限界を知ることになり、興味・関心、意欲を起こさなくなる。
4.以上のことから、興味・関心、意欲は認知的な側面に大きくかかわっていることが明らかになった。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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