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1995 Fiscal Year Annual Research Report

授業中の生理反応を指標とする理科教授学習過程の研究

Research Project

Project/Area Number 07680289
Research Category

Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)

Research InstitutionOita University

Principal Investigator

村井 もり晏  大分大学, 教育学部, 教授 (70040730)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 牧野 治敏  大分大学, 教育学部, 助教授 (30165683)
Keywords皮膚抵抗反応 / 授業分析 / 教授学習過程 / 脳波 / 脈波 / ディベート
Research Abstract

本研究は授業中の生理反応,特に皮膚抵抗反応,脈波,脳波等を測定し,それを指標として,理科教授学習過程の研究をすることにある.そのため,まず授業中のこれらのデータを測定する必要がある.そこで,附属学校,公立学校の小学校,中学校の理科授業中の子供達の皮膚抵抗反応,脈波の測定を精力的におこなってきた.また,電極の数の制限から,被験者6人からなる授業中の脳波マップの測定もおこなった.クラス全体の脳波の測定もその下準備は整いつつある.
また,学生達のディベート等を含むコミュニケーションの場での脳波測定も精力的におこなってきた.
いずれもデータ数が多く現在分析中であるが,まず,皮膚抵抗反応と脈波に関しては,被験者が授業を一生懸命に集中して受けているときには皮膚抵抗反応は消失するが,脈波の周期は長くなり,また,皮膚抵抗反応が非常に大きく反応しているときには脈波は速くなることが見いだされ,現在,中程度の反応についてのデータの整理を進めている.
脳波のマップ的分析についてはディベート中,およびディスカッション中,講義受講中等の6人の被験者の各被験者から脳上の14ポイントからの測定をおこなった.データ数が多く現在分析中である.
分析の詳細は日本科学教育学会,日本教育工学会,理科教育学会九州支部大会等で中間発表している.

  • Research Products

    (5 results)

All Other

All Publications (5 results)

  • [Publications] 村井もり晏他: "生理反応からみた授業分析" 日本科学教育学会年会. 19. 221-222 (1995)

  • [Publications] 村井もり晏他: "理科教授技能習熟にのための自己訓練システムの研究" 日本科学教育学会年会論文集. 19. (1995)

  • [Publications] 村井もり晏他: "理科教授技能習熟にのための自己訓練システムの研究2" JET1995. 437-438 (1995)

  • [Publications] 村井もり晏他: "大分システムによるGSRデータ収集" 日本理科教育学会九州支部研究紀要1995. (1995)

  • [Publications] 村井もり晏他: "中学校理科教育実践講座第13巻" 日本文教社, 234 (1995)

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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