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1995 Fiscal Year Annual Research Report

ラット三叉神経節神経細胞培養モデルによる鼻粘膜過敏性の分子生物学的解析

Research Project

Project/Area Number 07771457
Research InstitutionKumamoto University

Principal Investigator

国米 秀幸  熊本大学, 医学部・附属病院, 助手 (70253747)

Keywords三叉神経節 / 神経細胞培養モデル / Histamine H1 receptor / in situ hybridization
Research Abstract

本年度の研究実施計画は、1.ラット三叉神経節細胞の培養、2.培養細胞上のHistamine H1 receptorの測定であり、receptorの測定にはreceptor assay法及びnorthern blotting法を予定していたが、Histamine H1 receptorのcDNAが入手できたため、H1receptorのメッセージ変化をin situ hybridization法にて観察し、更にRT-PCR法による定量を試みることとした。実際に研究を進めて見たところ、1.のラット三叉神経節培養は、神経細胞のみの純粋培養ができず、グリア細胞等の支持細胞が混在するため、これらの神経組織全体の反応としてしかreceptorの測定、観察ができないことが判明した。従って同時に三叉神経節自体の培養にても検討していくこととした。
2.のヒスタミンH1 receptor測定は、入手したH1 receptorのcDNAがこのままではin situ hybridizationに使用できなかったため、これを改良することに本年度の大半の時間を費やしてしまった。現時点では、やっと作製できたH1 receptor RNA probにてin situ hybridizationをpositive controlのラット中枢神経系に施行し、ほぼ良好な結果を得られたため、ようやくこれから本実験を開始することとなった。
従って残念ながら現時点では、予定していた解析の結果はまだ出ておらず、発表等もないが、今後必ずや有益なDataが出せるものと期待している。

URL: 

Published: 1997-02-26   Modified: 2016-04-21  

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