社会福祉援助技術を学生に指導する効果的方法を福祉現場と協力して研究開発する

1995 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 07801028
• Research Category: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• Research Institution: Tohoku Fukushi University
• Principal Investigator: 遠藤 克子 東北福祉大学, 社会福祉学部, 教授 (10213589)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 宮崎 法子 東北福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (60219764) ; 塩村 公子 東北福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (70235505) ; 渡部 剛士 東北福祉大学, 社会福祉学部, 助教授 (60210910)
• Keywords: 社会福祉援助技術現場実習 / 特別養護老人ホーム / 社会福祉士 / 介護福祉士 / 生活指導員 / 寮母 / 在宅福祉 / 実習マニュアル

Research Abstract

平成7年度は主として、次の2点について研究作業を行なった。
1事例(実習日誌)研究
1)平成7年度に老人福祉施設(特別養護老人ホーム、養護老人ホーム)で社会福祉援助技術現場実習を行なった66ケース中64ケースの学生の実習日誌を資料に事例研究を行なう目的でチェック項目設定の作業をまず行なった。
設定した12項目は次のとおりである。
(1)オリエンテーションなど、(2)介護業務、(3)相談援助、(4)保健・看護、(5)栄養・調理、(6)行事・活動、(7)生活環境整備、(8)諸議会、(9)在宅・地域福祉関係、(10)事務処理、(11)休憩・仮眠、(12)その他、不明、
2)次に、設定した12項目により、64例の実習日誌の点検を行なった。
<64例の内訳>特別養護老人ホーム58ケース(内、東北七県 37ケース)
養護老人ホーム6ケース
全ケースの結果について、どんな実習行動がどれだけあったかを第五位までをあげると(1)介護業務37.6%、(2)在宅・地域福祉関係8.4%、(3)行事・活動8.4%、(4)相談援助7.7%、(5)オリエンテーションなど71%である。
2老人福祉施設の現場実習に関する実情調査(現地調査)
この結果の整理は次年度に行い、今後の研究の参考にする。