1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07807017
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
堺 隆一 自治医科大学, 医学部, 助手 (40215603)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本田 浩章 自治医科大学, 医学部, 助手 (40245064)
間野 博行 自治医科大学, 医学部, 助教授 (90240704)
小澤 敬也 自治医科大学, 医学部, 教授 (30137707)
堺 隆一 自治医科大学, 医学部, 助手 (40215603)
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Keywords | p-130^<cas> / Src / v-Crk / チロシンキナーゼ / Fyn / SHZ / SH3 |
Research Abstract |
活性方Srcやv-Crkにより形質転換した細胞での主要なチロシンリン酸化蛋白質の一つであるp130は、これらの形質転換において重要な役割を担う蛋白質であると考えられていたが、その実体は不明であった。1994年、代表研究社らは、このp130のクローニングに成功し、Casと名付けた。本年度は、Casについて、以下の解析を行った。 1 Casのv-Crk、活性型Srcとの結合様式を解析した。活性型SrcはそのSH2領域およびSH3領域の両者を介して、Casと結合していることが判明した。SrcのSH3は、Casの733アミノ酸残基付近のプロリン豊富領域に結合し、SH2は762アミノ酸残基のチロシンに結合すると考えられた。一方、v-Crkは、そのSH2領域が、Casの中でYXXPモチーフが15回繰り返し出現できる基質領域と名付けた領域に、結合することがわかった。また、v-Crkにより形質転換した細胞においても、Srcの結合部位と同部位にチロシンキナーゼ活性が結合していることが判明した。 2 正常マウス線維芽細胞においても、Casにはチロシンキナーゼ活性が結合しており、それをCask活性と名付けた。様々なチロシンキナーゼのノックアウト細胞において、Cask活性を比較したところ、Fynのノックアウト細胞において、Cask活性の著名な減少を認めた。また、v-Crkの導入にする形質転換に伴うCask活性の上昇も、Fynのノックアウト細胞では認められなかった。これらの事から、Caskの主体はFynであると考えられた。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] Mayer, B. J., Hirai, H.,Sakai R: "Evidence that SHZ domains promote processlve phosphorylation by protein-tyrosine Kinases" Current Biology. 5. 296-305 (1995)
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[Publications] Nojima, Y., Morino, N., Mimura, T.,HareaK, Furuya,H, Sakai R, Sato T. et al.: "Integrin-mediated cell adhesion promotes Tyioolne phospoylation of p130^<cas>, aSrc homodogy3 containing modecule having multiple Srchomdogy 2bindly motifs" Journal of Biological Chemistry. 270. 15398-15402 (1995)
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[Publications] Nakamoto, T. Sakai R. Ozawak Yazaki. Y, Hirai H.: "Direct binding of C-terminal region of p130^<cas> to SH2 and SH3 domains of Src kinase" Journal of Bidogica Chemistry. (in press).