1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
07807152
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
西井 修 東京大学, 医学部・附属病院(分), 助手 (40189254)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小泉 佳男 東京大学, 医学部・附属病院(分), 助手 (90240720)
加藤 賢朗 東京大学, 医学部・附属病院(分), 講師 (00185878)
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Keywords | ミューレリアン インヒビター / 顆粒膜細胞 / RT-PCR / 遺伝子発現 |
Research Abstract |
Mullerian Inhibitor(MI)の遺伝子発現をRT-PCR(Reverse tanscription-Polymerase Chain Reaction)により試みた. 対象は産婦人科領域で容易に採取可能で、MIを発現していると報告されている、Granulosa cellを用いた。開腹手術時に患者の同意を得て卵胞液を穿刺、吸引し卵胞液中に含まれるGranulosa cellを遠沈により得た。このGranulosa cellをそのまま、あるいはmonolayer cultureにより初代培養したGranulosa cellから、total RNAを抽出した.4種類の卵巣癌細胞株,4つの手術採取採取した卵巣癌組織で同様にtotal RNAを抽出した. Primerはexon3,4 exon1,3に設定した2種類を作成しRT-PCRをおこなった.種々に条件を変えてRT-PCRを行なったが雑多なバンドが多く、目的とするバンドが得られていない。 今後はPrimerを新たに作成しMIを検出しやすいRT-PCRの実験系を作る必要がある.
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