1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08041025
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Research Institution | Keio University |
Principal Investigator |
嶋尾 稔 慶應義塾大学, 言語文化研究所, 助手 (90255589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
重久 美佐紀 学術振興会, 特別研究員
八尾 隆生 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50212270)
桃木 至朗 大阪大学, 文学部, 助教授 (40182183)
古田 元夫 東京大学, 教養部, 教授 (50114632)
桜井 由躬雄 東京大学, 大学院・人文社会系, 教授 (80115849)
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Keywords | ベトナム / 農村 / 習俗 / 合作社 / 同族集団 / 地方文書 / 生態 / 歴史 |
Research Abstract |
7月下旬から8月上旬にかけてと12月の村落臨地調査で次のような成果が得られた。 1 合作社の変容過程について最新資料が収集された。 2 古老の聞き取り調査によって次の2点に関するデータが収集された。 (1)革命前後の村の状況が明らかにするような情報が得られた。 (2)前年に引き続き、革命前の習俗及び教育に関する情報が得られた。 3 村の同族集団について次の三つの族に関するデータが収集された。 (1)前年に引き続きブイフイ族の歴史的形成過程に関する情報が収集された。 (2)ブイゾアン族の18世紀の分節化についての情報が得られた。 (3)グエンコン族の1分節の移住の実態に関する情報が収集された。 4 考古学的発掘により、地形の形成史及び村の居住史の一端が明らかになった。北属期以降のいくつかの遺物が発掘された。 5 建築学的調査により、村の民家の構造と変遷が明らかにされた。民家の詳細な測量図が収集された。 6 前年に引き続き、村の池の生態学的調査が行われ、池の水質その他に関する実証的なデータが収集された。 7 その他 (1)医療ステーションの機能について熱帯医学の立場からの調査が行われた。 (2)村で生産される野菜の流通経路について追跡調査が行われ、その実態が明らかになった。 (3)ナムディン省の文化通信所及び郷土史家との意見交換により調査村を含む近隣地方の歴史に関するデータが収集された。 (4)村の風水知識に関する初歩的調査が行われた。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] "百穀社通信第7号" ベトナム村落研究会, (1997)
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[Publications] "百穀社通信第8号" ベトナム村落研究会(近刊予定),