1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08041040
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Research Institution | National Museum of Ethnology |
Principal Investigator |
長野 泰彦 国立民族学博物館, 第1研究部, 教授 (50142013)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
サムテン カルメイ フランス国立科学研究センター, 教授
武内 紹人 神戸市外国語大学, 外国語学部, 教授 (10171612)
北村 甫 東洋文庫, 理事長 (80014455)
御牧 克己 京都大学, 文学部, 教授 (20109060)
立川 武蔵 国立民族学博物館, 第2研究部, 教授 (00022369)
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Keywords | チベット / ポン教 / シャンシュン語 |
Research Abstract |
(1)ボン教寺院とポン教集団の実態についての統計的調査はツェリン・タールが中国青海省・成都市において行い、その取りまとめを代表者が行った。 (2)ポン教教学(特にゾクチェン)について、カノレメイが中国青海省とチベット自治区において、チベット人学僧と共同で調査した。御牧はフランス国立高等研究学院においてポン教教学と仏教教学との比較研究を行った。 (3)図像・儀礼の記述調査は、クヴェルネ、マーチン、立川、山口しのぶ(研究協力者)がネパール・カトマンズ地区とインド北部ドランジにおいて、小野田がラサで実施した。 (4)ポン教典籍の所在調査は正木星(研究協力者)と三宅伸一郎(研究協力者)が分担者サムテン・カルメイとツェリン・タールの指導のもとに中央チベットにおいて網羅的に行った。 (5)ポン教集団の社会構造は長野禎子(研究協力者)が分担者ツェリン・タールの指導のもとに中国青海省で調査を実施した。 (6)シャンシュン語と系統的に近いと考えられる西ヒマラヤ諸語については、高橋がインド・レコンピオでキナウル語の記述調査を行った。また、長野はシャンシュン語と何らかの系統関係があると言われるキャロン語につき、中国四川省で記述調査を行った (7)敦煙出土シャンシュン語文献の調査研究とデータベース化は武内・長野がロンドン・パリにおいて実施した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 正木 晃: "チベット文化の精華" 読売新聞1997.12.26夕刊. 43705号. (1997)
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[Publications] 正木 晃・立川 武蔵: "チベット密教の神秘" 学習研究杜, 133 (1997)
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[Publications] 立川 武蔵・正木 晃(編): "チベット仏教図像研究:ペンコルチューデ仏塔" 国立民族学博物館研究報告別冊18号, 379 (1997)
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[Publications] 立川 武蔵: "マンダラ瞑想法:密教のフィールドワーク" 角川書店, 254 (1997)
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[Publications] 長野 泰彦: "古典チベット語用例辞典" 菁柿堂, 504 (1997)