1996 Fiscal Year Annual Research Report
東洋的/西洋的ものの考え方が科学的概念の理解に及ぼす影響についての比較研究
Project/Area Number |
08044014
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Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
よし岡 良衛 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, 室長 (40200951)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
SCHAEFER Ger ハンブルク大学, 教育学部, 教授
KAISER Stefa 筑波大学, 文芸言語学系, 教授 (20260466)
藤田 剛志 千葉大学, 教育学部, 助教授 (90209057)
清水 克彦 国立教育研究所, 教育指導研究部, 室長 (00192609)
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Keywords | 科学教育 / 理科 / 概念 / ドイツ / 思考 / 理解 / 調査 / 高校生 |
Research Abstract |
本研究は、当初の3年計画を2年間に短縮して行うため、本年度は、以下のように具体的に研究計画を進めた。 1)全体的な研究計画検討 ドイツにおいて全体会議を催し、何をどこまで明らかにするについて討議した。 2)既にドイツにおいて実施されている概念研究のサマライズ ドイツにおいて既に研究結果が得られている概念調査について、わが国での比較調査が可能となるよう研究結果をサマライズし、分析の方針を決定する資料とした。 3)日独における調査の企画 日独において同じ調査問題を同様の被験者を対象として実施し、結果を比較考察することを目的して、調査問題と調査時期について討議し11月末までに問題を作成し、1〜2月に調査を行うこととした。実際にはドイツ側は予定どうりであったが、日本側の調査時期は3月となった。 5)調査結果の比較検討 日本において全体会を開き、調査結果の日独比較を行った。 6)次年度の研究計画の策定 平成9年度の研究計画について討議した。また、9年度夏に中間発表会を行うことを決定した。
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