1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08044015
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Research Institution | The National Institute for Japanese Language |
Principal Investigator |
柳澤 好昭 国立国語研究所, 日本語教育センター・日本語教育指導普及部, 日本語教育研修室長 (80249911)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋本 博子 モナッシュ大学, 日本研究科, 講師
小川 京子 モナッシュ大学, 日本研究科, 講師
SPENCEーBROWN ロビン・ルイス モナッシュ大学, 日本研究科, 教授
岡部 真理子 モナッシュ大学, 日本研究科, 講師
石井 恵理子 国立国語研究所, 日本語教育センター・日本語教育指導普及部, 日本語教育推進企画研 (90212810)
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Keywords | 協働学習 / インターネット / データベース / 文字コード / Intelligent Pad / マルチメディア / 教育作成 / 学習刺激 |
Research Abstract |
本研究の目標は,海外日本語学習支援として協働学習の視点からのリソース提供とそのシステム構築である。 1 調査活動 メルボルン市の日本語教育機関の日本語教師に日本語教材を作成するときのリソースについて,インタビュー調査を,中級学習者を対象に日本人との会話場面の録画資料を用いてコミュニケーション能力の自己評価活動を行った。また,協働学習及びコンピュータ支援学習導入による教師の役割変容についての研究討論会を開催した。 2 開発活動 日本語教育実践現場での基礎研究データの活用,学習情報処理過程についての研究会をモナッツシュ大学で12月に開催した。そこで,(1)提供リソース授受の問題(2)lntelligentoPadの合成パッドの改良(3)GUIによる語用論的データベースのサンプル作成,を行った。 3 知見 (1)調査活動からは,自己の学習活動のプロトコルが作成される,自己モニタリングが育成され自己評価につながる,4技能を駆使するプロジェクトワークとなる,ことが得られた。 (2)開発活動からは,PCとアプリケーションとの間に理論的には解明できない問題,ネットワーク上のハブやゲートウェイでフォントやレイアウトでの問題,についての知見が得られた。
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