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1997 Fiscal Year Annual Research Report

膀胱の内臓感覚伝達の分子機構に関する研究

Research Project

Project/Area Number 08044239
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

河谷 正仁  秋田大学, 医学部, 教授 (00177700)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三浦 章  秋田大学, 医学部, 助手 (10239171)
MORRISON Joh  英リーズ大学, 医学部, 教授
DE Groat Wil  米ピッツバーグ大学, 医学部, 教授
Keywords膀胱 / プロスタグランジン / 脊髄 / サイレント線維
Research Abstract

本年度は求心性線維での検討と脊髄スタイスの検討を行なった。膀胱求心性線維の単一線維での検討はプロスタグランジンに関して行なった。このプロスタグランジンの骨盤動脈内に注入すると膀胱反射の亢進がおこり、これに伴ってサイレント線維からも放電が発せられる様になった。高閾値のユニットはその放電の閾値の低下が認められた。ところが低閾値型の伸展反射に伴って放電はプロスタグランジンによる影響をうけなかった。サイレント線維からの放電は膀胱内を低pH化することによって認められるが、これはインドメサシンまたはEP1受容体の桔抗薬によって抑制された。
脊髄スライスを用た副交感神経節前ニューロンの興奮性を検討した。このニューロンの興奮性に持続するものと非持続性のものがあり、K^+チャンネルの問題であるこを明らかとし、全米神経科学学会に発表した。現在de Groat教授はロンドン大学にてサバティカル研究中であることから研究の総括を3月初旬にロンドンで行い、今後の共同研究の方向性を検討した。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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