1997 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル教育の授業実践に関する国際比較研究-教材及びカリキュラムの開発と授業実践の検討-
Project/Area Number |
08045005
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
片山 忠次 兵庫教育大学, 副学長 (30098090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DUNLAP Willi ウィスコンシン大学, 教育学部, 教授
HOGGE James ヴァンダービルト大学, ピーボディ教育学部, 教授
べい 漢極 大邱教育大學校, 教授
趙 光濬 ソウル教育大學校, 教授
中洌 正堯 学校教育研究センター, 学校教育学部・センター長, 教授 (80032176)
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Keywords | グローバル教育 / 国際理解教育 / 環境教育 / カリキュラム / 授業実践 / 通信ネットワーク |
Research Abstract |
研究2年目にあたる平成9年度では,各国におけるグローバル教育のカリキュラムの実践例を収集した。また,各研究分担者・研究協力者による研究成果をとりまとめ,報告書を作成した。 韓国の研究分担者を招へいしての会議では,当該国で行われた研究について,これまでの地理・歴史科などとの歴史的関連性から,グローバル教育のあるべき方向について報告がなされた。また,両国の歴史的・文化的交流の特性を活かした教育がなされるべきことが提案された。 アメリカにおける視察においては,当該国の教育の現状を見るとともに,マルチメディアを利用したグローバルな範囲での情報収集能力の育成や,芸術における多様な文化の反映が教員養成においてどのようになされているかを検討した。 韓国における視察においては,当該国の教育の現状を見るとともに,現在進められている教育改革について,グローバル社会に対応するものとしてその関連性を追求した。また,日本と韓国の有効関係を基本においたグローバル教育をいかにして進めていくかについて当地の研究者・教育者等と協議した。 アメリカ合衆国の研究分担者を招へいしての会議では,各学年ごとに行われているグローバル教育関連単元や,既存のカリキュラム内での教科内容のグローバル化,そして独立科目としての国際ビジネス(高等学校レベル)などの教育内容が詳しく報告され,日本における総合学習への関心の高まりと合わせて,グローバル教育の持つ総合的視野を既存のカリキュラムの中に採り入れていくことと,その意義について両国の立場からそれぞれ検討した。
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