1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08045061
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
西村 文夫 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10013856)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大谷 啓一 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10126211)
石川 烈 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10014151)
黒田 敬之 東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (10013939)
江藤 一洋 東京医科歯科大学, 歯学研究科, 教授 (30014161)
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Keywords | チタン / 歯の発生 / 顎矯正 / 重症歯周病 / 歯槽骨吸収 / メッケル軟骨 / インプラント |
Research Abstract |
平成9年11月9日〜14日までインドネシア大学からの分担研究者、研究協力者が来日し、以下の研究プロジェクトに関して共同研究を行った。近年歯科応用が進められているチタンに関してその理工学的性質、応用方法の解析と、高温多湿の環境におかれた歯科材料が保管中にどのように劣化するか調査を行った。またチタン使用に関する歯学部学生の意識調査を両国間で行い比較検討を行った。顎顔面の発生過程と硬組織疾患の関連を明らかにする目的でin vitroの実験系を開発し、それを用いた研究を行った。両国の顎顔面疾患の発生率と顎矯正治療の実情を調査し比較を行った。顎骨発生に重要な役割を果たしているメッケル軟骨の成長過程でのPTH_<rp>の作用を検索した。重症歯周病の原因菌種による免疫反応と病態との関連について明らかにした。骨へのインプラントの反応性と骨リモデリング活性におよぼす影響を実験的に明らかにした。以上の研究プロジェクトに従いインドネシア側研究者に日本における具体的研究手段と実情を知ってもらい、インドネシアでの研究遂行プランに助言を行った。さらに次年度の両国間の研究分担項目を作成、確認を行い、両国間の研究調査スケジューを調整した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] H. Takahashi: "Dental students' understanding of titanium." Journal of Medical and Dental Science.45(in press). (1997)
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[Publications] Osumi-Yamashita N: "Mammalian craniofacial embryology in vitro." Int. J. Dev. Biol.41. 187-194 (1997)
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[Publications] K. Yamazaki: "Immunohistochemical localization of parathyroid hormone-related protein in developing mouse Meckel's cartilage and mandible." Archs oral Biol.42. 787-794 (1997)
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[Publications] Ishikawa, I.: "Induction of the immune response to periodontopathic bacteria and its role in the pathogenesis of periodontitis." Periodontology 2000. 14. 79-111 (1997)
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[Publications] K. Suzuki: "Effects of Surface Roughness of Titanium Implants on Bone Remodeling Activity of Femur in Rabbits." Bone. 21. 507-514 (1997)