1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08204207
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Research Institution | Nara Institute of Science and Technology |
Principal Investigator |
松本 裕治 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10211575)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇津呂 武仁 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (90263433)
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Keywords | 自然言語文生成 / 法律エキスパート / 法律文解析 / 時間表現 / テンス / アスペクト |
Research Abstract |
法的事実や法律の論理式による記述からの自然言語文生成について研究を行った.特に複数の事象群の中から時間的関係のある事象を日本語における複文の形式で生成する手法の研究と実現を行った.時間に関する情報を言語化するにあたって二つの事象の発生時区間関係,参照時区間と発話時点の関係,時間結合語,語彙アスペクトから得られる制約条件を元にして妥当なテンス・アスペクト組合せを計算する方法について研究した.これによって意味表現の内容を明確に表した時間に関する複文を生成することが可能になった.またテンスや参照地点について従来時点として捉えられてきたが時区間に拡張したことによってより精確な表現が可能となった.さらに、得られた成果に基づいて、本プロジェクトで用いられている複合論理表現からの文生成プログラムの試作を行った。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] Graham Wilcock and Yuji Matsumoto: "Implementing HPSG with Modular Tools for Fast Compiling and Parsing" International Workshop on HPSG. 1. 65-66 (1996)
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[Publications] Graham Wilcock and Yuji Matsumoto: "Reversible Delayed Lexical Choice in a Bidirectional Framework" Proceedings of 16th International Conference on Computational Linguistics. Vol.2. 758-763 (1996)
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[Publications] 玉野健一、松本裕治: "制約条件を用いた事像の時間構造の記述" 情報処理学会研究報告. 96-NL-115. 9-14 (1996)
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[Publications] 西田元樹、松本裕治: "テンス・アスペクトを考慮した現代日本語の複文の生成" 情報処理学会研究報告. 96-NL-116. 151-156 (1996)