1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08234215
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
美濃 導彦 京都大学, 工学部, 教授 (70166099)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂口 嘉之 東洋紡績株式会社, 総合研究所, 研究員
渡辺 正子 京都大学, 工学研究科, 助手 (70127158)
亀田 能成 京都大学, 工学研究科, 助手 (70283637)
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Keywords | 仮想環境 / 着服シミュレーション / 布モデル / 布特性 / 物理的制約 / 人体モデル / 3Dモデル / 最適化 |
Research Abstract |
(1)布モデル,人体モデル,衝突モデルなどに対する数値計算手法を検討し,アルゴリズムの計算量の削減,及びアルゴリズムの並列化を実現する方式について研究し,高速グラフィックスマシン上に実現した.これにより、計算がこれまでの2倍程度に高速化できた。 (2)衣服設計のための空間操作機能について,パタンナの操作を録画し、その映像から空間操作における代表的な手の形状調査を行なった.その結果、5種類の手形状を抽出した。 (3)データグローブを用いて、抽出した手形状を認識するシステムをニューラルネットワークを用いて実現した。被験者はデータグローブを装着して様々な手形状をつくり、それをシステムが認識する実験を行った。認識率は80%程度であり、空間操作に対するコマンドとして利用できる。 (4)動作している人体モデルに衣服を着せて,布の動的特性をシミュレーションする手法を実現した。計算のために、幾何学的手法と力学的手法を併用する新しい計算法を考案した。その特徴は、速い動きの時に幾何学的手法を用いて高速に衣服を動かしたのちに、力学的手法を用いて衣服形状を変形させる点である。この手法により、自然な形で衣服の動きがシミュレーションできた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 坂口嘉之: "仮想服飾環境PARTY-人体が動く場合の衣服形状計算法-" 電子情報通信学会論文誌. J79-D-II No.10. 1712-1717 (1996)
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[Publications] Y.Kameda: "A Human Motion Estimation Method Using 3-Successive Video Frames" Proc.of VSMM'96. 135-140 (1996)
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[Publications] Y.Kameda: "A Collision Detection Method for Interacting with Virtual Weaven Cloth" Proc.of VSMM'96. 129-134 (1996)
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[Publications] 美濃導彦: "モデルによる挙動の計測" SICE'96 オ-ガナイズドセッション 「人体計測及び人体動作計測とその応用」. (1996)
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[Publications] 美濃導彦: "物理的制約を考慮した仮想服飾環境の構築" ROBOMEC'96 講演論文集. Vol.B. 1043-1046 (1996)
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[Publications] 坂口嘉之: "仮想服飾環境PARTY-人体歩行時における衣服形状計算法-" 日本繊維機械学会第49回年次大会. 128-129 (1996)