1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08240102
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐藤 武郎 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00004424)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 伸 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (90124594)
鈴木 敬愛 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70013208)
市川 恒樹 北海道大学, 工学部, 教授 (10001942)
深井 有 中央大学, 理工学部, 教授 (80055136)
宮崎 哲郎 名古屋大学, 工学部, 教授 (90023126)
|
Keywords | 多自由度トンネル / 巨視的量子現象 / 量子摩擦 |
Research Abstract |
本研究班は総括班である。平成9年度は本領域の中間地点であり、10月16日(木)に文部省において、研究経過ヒヤリングが行われた。その結果、「独創的実験計画が順調に進んでいる。物理と化学、実験と理論の一層の有機的融合が望まれる」という評価を受けた。本年度の活動実績は下記の通りである。 1)研究会開催 第1回化学系研究会(公開)平成9年7月18日(金)-19日(土)(於:広島、みやじま杜の宿) 第1回計画班研究討論会 平成9年8月1日(土)-2日(日)(於:中央大学理工学部) 第2回全体研究会(公開) 平成9年12月20日(土)-23日(火)(於:賢島研修センター) 第2回理論系研究会(公開)平成10年3月9日(月)-11日(火)(於:茨城大学理学部) 2)ニュースレター発行 No.3平成9年8月、No.4平成9年11月、No.5平成10年2月 3)計画班班長会議 平成9年9月20日(土)-21日(日)(於:中央大学理工学部)、 平成9年10月4日(土)(於:名古屋大学・工学部) 4)総括班会議 平成9年12月21日(日)(於:賢島研修センター)
|
Research Products
(7 results)
-
[Publications] S.N.Burmistov: "Experimental and Theoretical Problems of the Quantum Phase-Separation Kinetics of Liquid ^3He-^4He Mixtures" Journal of Low Temperature Physics. 110. 479-484 (1998)
-
[Publications] T.Satoh: "Quantum Nucleation" Quantum Coherence and Decoherence(Elsevier). 93-98 (1996)
-
[Publications] T.Kumada: "Decay Behavior of H_2-Aniono in Solid Parahydrogen:Effect of Nuclear Spin on Chemical Reactions" Journal of Physical Chemistry B. 101. 1198-1201 (1997)
-
[Publications] T.Ichikawa: "Stabilization of Hydrogen Radical Anions in Solid Hydrogen" Journal of Physical Chimistry A. 101. 7315-7317 (1997)
-
[Publications] 深井 有: "金属-水素合金における原子空孔の大量生成とその効果" 日本金属学会誌. 61. 663-670 (1997)
-
[Publications] T.Nakamura: "The Bounce Method in the Theory of Quantum Decay" Annals of Physics. 260. 9-26 (1997)
-
[Publications] 高木 伸: "巨視的トンネル現象" 岩波書店, 222 (1997)