1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08244101
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Research Institution | University of Library and Information Science |
Principal Investigator |
増永 良文 図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (70006261)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古川 哲也 九州大学, 経済学部, 助教授 (00209165)
今井 浩 東京大学大学院, 理学系研究科, 助教授 (80183010)
北川 博之 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (00204876)
金森 吉成 群馬大学, 工学部, 教授 (20006266)
上林 弥彦 京都大学, 工学研究科, 教授 (00026311)
|
Keywords | データベース / 協調作業支援 / 利用者インタフェース / 仮想実験室 / オブジェクト指向 / ビュー / 並行処理 / 情報資源統合 |
Research Abstract |
データベースシステム技術の発展と共に,データベースがカバーする応用分野はビジネス応用からCADやマルチメディアといった非ビジネス応用へと発展してきた.特に,最近はデータベースの黒板機能に着目した協調作業支援機能の実現が求められてる.そのような背景から,本研究では協調能動型データベースシステム技術を研究した.特に,協調能動型データベースシステムの基礎研究,協調能動型データベースのための利用者インタフェースの研究,そして仮想実験室環境実現のためのデータベースシステムの研究に重点をおいて研究を展開した. その結果,4次元次空間データベースシステムの構築研究(増永良文・図書館情報大学),協調作業のためのデータベースの階層ビュー機能の研究(古川哲也・九州大学),分散協調モ-バイルオブジェクト・システムPLANETにおける永続オブジェクト名前空間の多重化方式(加藤和彦・筑波大学),協調能動型データベースのための利用者インタフェースの研究(上林弥彦・京都大学)・協調能動型地理データベースにおける高度利用作業インタフェースと高次質問処理の研究(今井浩・東京大学),高水準データベースにおける並行処理制御の新しい基準:独立化可能性の研究(徐海燕・福岡工業大学),仮想実験室環境実現のためのデータベースシステムの研究(金森吉成・群馬大学),多様な情報資源の管理・統合のためのデータベース技術の研究(北川博之・筑波大学),症例データベースに基づく先天異常診断支援システムCOBRAの開発(田中博・東京医科歯科大学),オブジェクト指向に基づくメディアの構造記述実験(布川博士・宮城教育大学)において研究成果をあげることができた.
|