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1998 Fiscal Year Annual Research Report

国際教育協力の人材発掘・確保と人材活用の越方に関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 08300005
Research InstitutionNational Institute for Educational Research (NIER)

Principal Investigator

渡辺 良  国立教育研究所, 国際研究協力部, 室長 (30141980)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 浜野 隆  武蔵野女子大学, 現代社会学部, 講師 (00262288)
永田 佳之  国立教育研究所, 国際研究協力部, 研究員 (20280513)
沼野 太郎  国立教育研究所, 国際研究協力部, 主任研究官 (50228277)
牟田 博光  東京工業大学, 教育工学開発センター, センター長 (70090925)
潮木 守一  武蔵野女子大学, 現代社会学部, 学部長 (80022391)
Keywords国際協力 / 教育協力 / 教育開発 / 国際援助 / 人材活用
Research Abstract

本研究では、平成8年度に第一次調査、平成9年度には第二次調査と2回にわたり国際協力活動経験等に関する郵送質問紙調査を実施した。
第一次調査では、「海外での活動経験」および「国際協力活動への興味関心の有無」について、306の大学・研究機関の44,834名から回答を得るとともに、小・中・高等学校2,825校から調査票を回収することができた。また、第二次調査では、大学教員等1,571名および小・中・高等学校教師951名のデータが得られた。
大学等の教員の海外での経験としては海外の大学での在外研究や共同研究、あるいは留学が多いことが明らかとなった。大学教員等の国際協力活動への興味関心の有無についてみてみると、海外の大学に出かけての共同研究などに興味関心を持っているが、「国際協力事業団(JICA)等の専門家」に興味関心を持つものも約47%いる。
途上国での国際協力活動の従事経験についてみてみると約2割の人かが実際に途上国に出かけて国際協力活動に従事した経験を持っている。
実際に途上国での国際協力活動に従事することの要請があった場合の障害・問題についての結果を見ると、「現在の職務が多忙で長期間国外に滞在できない」を約8割のものが挙げている。次いで、現在の仕事や職場あるいは自分自身に関するものが多く挙げられ、これらに比べると、家族に関する事柄は比較的障害・問題として挙げられる割合が低いことが明らかとなった。
今回の調査結果から、国際協力活動に興味関心を持っている大学教員等がかなりいることが具体的なデータとして明らかとなった。このことは、国際協力、特に技術協力の推進・充実という点からはかなり期待の持てる結果といえよう。また、その多くが実際に途上国に出かけて国際協力活動に従事したいとの希望を持っていることも明らかとなった。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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