1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08301018
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Research Institution | TOYO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
西山 茂 東洋大学, 社会学部, 教授 (00092528)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 昌弘 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (90191337)
平岡 公一 お茶の水女子大学, 文教育学部, 助教授 (10181140)
中山 伸樹 早稲田大学, 社会学部, 教授 (60180436)
宇都宮 京子 早稲田大学, 社会学部, 講師 (90266990)
長田 攻一 早稲田大学, 文学部, 教授 (10120908)
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Keywords | 社会学教育 / 大学教育 / 社会調査 / 社会調査士 / 資格 / アンケート調査 / 日本社会学会 / 大学院生 |
Research Abstract |
1996年度に実施し年度末に回収した二種類のアンケート調査票について、集計・分析をおこない、あらたに「社会人入試により入学した学部社会人学生調査」を実施し、調査票を回収・分析し、報告書としてまとめる作業をおこなった。3つのアンケート調査の概要は次の通りである。 1)「社会学教育の現状と課題に関する調査」一般会員用調査票 大学院生を除く日本社会学会一般会員個人を対象にした悉皆調査 配布総数2,449 有効回収数868 回収率35.4% 調査期間1997年1月〜2月 2)「社会学教育の現状と課題に関する調査」大学院生用調査票 日本社会学会の会員のうち大学院生である者(直接郵送)、および社会学系の大学院に所属している院生等(所属大学院に依頼して配布)配布総数3646 有効回収数505 回収率13.9% 調査期間1997年2月 3)「四年制大学に在籍する社会人学生に関する調査」 昼夜を問わず社会人対象の社会学教育をおこなっている23大学(社会福祉学のもの教育を除く)に在籍する社会人学生対象 配布総数380 有効回収数192 回収率50.5% 調査期間1997年6月 調査結果の中間報告を、1997年11月8日に千葉大学で開催された第七〇回日本社会学会大会一般研究報告の分科会「教育1」においておこなった。 この調査により、「大学改革」の進行に伴い社会学教育がどのように変わりつつあるか、それに対して大学院生、社会人学生、日本社会学会の一般会員がどう感じているか、がおおむね明らかになり、社会学教育のあり方についての日本社会学会などにおける今後の議論のための重要な基礎が築かれた。
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