1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08301037
|
Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
伊藤 玄三 法政大学, 文学部教授 (50061122)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菱田 哲郎 京都府立大学, 文学部, 助教授 (20183577)
矢島 国雄 明治大学, 文学部, 教授 (70130838)
和田 晴吾 立命館大学, 文学部, 教授 (30115969)
|
Keywords | 阪神・淡路大震災 / 地震災害 / 文化財保護 / 考古学と災害 |
Research Abstract |
本研究は、日本考古学協会の阪神・淡路大震災文化敗対策特別委員会のメムバーによる共同研究であり、4名の共同研究者および協力者によって作業分担をして推進した。 (1)阪神・淡路地区の震災被害についての調査と、その埋蔵文化財対策についての資料を収集した。更に震災復興事業に伴う発掘調査成果の収集・整理を行った。(成果刊行を軍備中) (2)国内における発掘調査等によって判明している自身災害及び災害痕跡の資料を現地並びに報告書などより極力収集した。考古学的調査においては、地割れや噴砂資料がかなり認められることが明らかとなり、追跡の年代との関連では極めて注目すべきデータが得られた。 (3)上記の資料も踏まえて、文化財と災害、そこでの考古学的資料の取扱い方、災害を乗り越えて、資料を保護・保存すべき論拠などの研究・検討をしている。(成果刊行は次年度に計画中)
|