1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08306002
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Research Institution | Tokyo University of Agriculture and Technology |
Principal Investigator |
塩谷 哲夫 東京農工大学, 農学部, 教授 (60226107)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三枝 正彦 東北大学, 農学部, 教助 (10005655)
赤沢 経也 山形大学, 農学部, 助手 (70113917)
横田 清 岩手大学, 農学部, 教授 (60109155)
塩崎 雄之助 弘前大学, 農学部, 教授 (50003471)
中辻 浩喜 北海道大学, 農学部, 助手 (90217761)
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Keywords | 樹園地雑草 / 牧草地 / 野菜・畑地雑草 / 発生雑草種 / 発生消長 / 雑草データベース |
Research Abstract |
1.初年度に設定した全国統一調査方法にもとずいて、研究分担者の所属する26地区の農場における地目別・作物別の発生の草種を調査した。 2.協定した主要作物(樹園地 : 7牧草地・畑作地 : 6、野菜畑地 : 5)について、冬雑草10種・夏雑草9種・通年雑草3種の発生消長を調査した。 3.96年調査した草種データを、初年度の作成したデータに登録した。 4.雑草の映像データベース作成のために、生育ステージの異なる各種の雑草の写真の撮影・収集を進めている。 5.各作物・地目・地域毎に責任者を定め、96年データの第一次解析(発生草種類)を進めている。 6.データの利用を容易にし、また活用範囲を広げられるようにデータベース利用ソフトの開発を進めている。 7.解析の進行にともなって、各種の耕種的処理による発生草種とその消長の違い、特に除草剤の継続的使用による草種の減少と、その一方での特定草種の優占化、外来雑草の進入実態などの諸現象が明らかになってきている。
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[Publications] 佐合隆一・松田照男: "雑草草生園における土壌処理除草剤の使用適期" 農作業研究. 33.1. 3-10 (1998)
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[Publications] 橋本直樹・細谷伸之・松村昭治塩谷哲夫: "耕起の有無と施肥の違いが作物と雑草の生育に及ぼす影響" 農作業研究. 32・別1. 95-96 (1997)
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[Publications] 佐合隆一・松田照男: "不耕起条件における雑草管理方式と残存雑草の変化" 農作業研究. 32・別1. 91-92 (1997)