1996 Fiscal Year Annual Research Report
メディア教育・異文化理解教育としての美術教育・映像教材およびガイドラインの開発
Project/Area Number |
08308016
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Section | 総合 |
Research Institution | Osaka Kyoiku University |
Principal Investigator |
花篤 實 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (90030353)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永守 基樹 和歌山大学, 教育学部, 助教授 (40164470)
上山 浩 三重大学, 教育学部, 助教授 (90223510)
福本 謹一 兵庫教育大学, 芸術系教育講座, 助教授 (80165315)
金田 卓也 大妻女子大学, 家政学部, 専任講師 (90265562)
阿部 寿文 大阪女子短期大学, 児童教育科, 助教授 (90159434)
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Keywords | メディア論と美術教育 / 異文化理解教育と美術教育 / 民族誌学的視点からの美術 / エスニシ-と前衛 / マルチメディア教材 / コンテクスチュアリズム / メディア・アート / インタラクティブ教材 |
Research Abstract |
■平成8年度は当科研の開始年度であり、共同研究は平成8年11月3日の第1回全体会議を持って開始した。初年度半年間の課題は全体計画の枠組みと研究分担を明確にすることであり、そうした考えの下に以下の研究の枠組みを打ち出した。 Aメディア論と美術教育 B異文化理解と美術教育 C実践的研究・教材開発 上記3つの枠組みを統合する形で、Dメディア教育論+異文化理解教育論・総合化と視野の共有化を行う。この中で□メディア論と異文化理解論の接点、□子ども論との関係、□社会学的・文化論的文脈への位置づけと整理、□美術教育としての具体的ビジョンの形成にむかう。 ■上記の研究計画のデータベースとして「メディア教育・異文化理解教育としての美術教育/映像教材およびガイドラインの開発」の関連文献の解題を全員で作成した。 ■研究発表・および基調報告 現時点での研究成果の発表として、数名の研究分担者が学会発表および著作を行った。(11.研究発表の欄参照)
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[Publications] 永守基樹: "基礎造形に関する研究ノート(基礎造形)概念の再検討" 基礎造形教育学研究. No.1. 55-69 (1996)
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[Publications] 上山浩: "インターネットを利用したヴィジュアルコミュニケーション教育の可能性" 全国造形教育連合大学部会誌. 15-18 (1996)
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[Publications] 阿部寿文・金田卓也: "国際こども平和壁画ワークショップ実践報告" 全国造形教育連合大学部会誌. 22-27 (1996)
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[Publications] 阿部寿文: "美術教育における国際理解教育" 国際理解教育論撰集2「社会教育編」創友社. 2-27 (1997)
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[Publications] 阿部寿文・金田卓也: "International Children's Mural Workshop" National Art Education Association. (学会発表). (1997)