1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08355020
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
梅垣 高士 東京都立大学, 工学部, 教授 (70087287)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
蔵 源一郎 福岡教育大学, 教授 (40091243)
戸田 善朝 千葉工業大学, 教授 (30083869)
多田 旭男 北見工業大学, 教授 (60001327)
鈴木 喬 山梨大学, 工学部, 教授 (60020385)
荒井 康夫 日本大学, 理工学部, 教授 (20058887)
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Keywords | リン酸塩 / ケイ酸塩 / 硫酸塩 / 機能材料 / コンクリート廃材 / 無機繊維 / セラミックス原料 / 顔料 |
Research Abstract |
研究成果を要約すると下記のとおりである。 1)河川、湖沼などからの微量のリン分の回収について、系統的な研究がほとんど行われていないことを確認した。したがって、早急に、河川、湖沼、土壌中でのリン酸分の形態およびその変化を把握するなどの基礎的研究に取り組む必要がある。合成リン肥料の生産量には、限度があり、施肥された有効リン分を高度に利用することが必要となる。(梅垣高士)2)リン酸塩類の機能材料への応用について、電子材料、医用材料などの分野では、センサー、固体電解質、人工骨、歯根などがあり、既に、かなりの成果が認められた。医用材料については、ケイ酸塩類との複合化による、機械的強度の改善が図られつつあることを認めた。(山下仁大)3)廃コンクリートに石灰石を添加して、焼成し、再生コンクリートの製造を試み、市販ポルトランドセメントと同等の強度のセメントを得た。(荒井康夫)4)シリカ分を含む、各種繊維、石灰系廃棄物の固化・安定剤などの製造の試みがあり、その結果が報告された。(鈴木喬、柳澤和道、多田旭男)5)リン酸塩、硫酸塩、タングステン酸塩などのオキソ酸塩類について、形態制御により、セラミックス原料、体質顔料などとして付加価値の高い無機材料に変換することを試みており、バライト、シ-ライト、単分散リン酸塩類など合成した。(奥脇昭嗣、戸田善朝)6)縮合リン酸塩類の加水分解について検討した。(蔵源一郎)
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[Publications] 梅垣高士: "リン酸塩類の機能材料への応用" 無機マテリアル. 3巻. 3-9 (1996)
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[Publications] 鈴木喬: "格子イオンイオン交換体からイオン記憶交換体へ" 電気科学. 64巻. 319-326 (1996)
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[Publications] 橋本和明,戸田善朝: "Whitelockiteとβーリン酸カルシウム" Phosphorus Letter. No.25. 9-13 (1996)
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[Publications] 門間英毅: "反応硬化性新材料の展望" 化学工業. 47巻. 547-551 (1996)
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[Publications] 山下仁大,梅垣高士: "バイオマテリアルとしてのアパタイト膜の調製" 無機マテリアル. 3巻. 406-414 (1996)
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[Publications] Y.MiyadRi,G.Kura,H.Tsuzuki,H.Sakashita: "^<31>P and ^<27>Al NMR Studies on the Coordination of Al(III)tetra phosphate" Bull.Chem.Soc.Tpn.69巻. 1955-1959 (1996)