1997 Fiscal Year Annual Research Report
東南アジアの近代都市及び計画法システムの形成過程と東西地域の影響に関する比較研究
Project/Area Number |
08405040
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
池田 孝之 琉球大学, 工学部, 教授 (70145548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
國吉 真哉 都市科学政策研究所, 研究員
清水 肇 琉球大学, 工学部, 助教授 (40244280)
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Keywords | 東南アジア都市 / 都市計画法制 / 都市及び計画法システム / 市街地形成過程 |
Research Abstract |
これまで、研究目的である(1)都市法制資料の収集(地域開発、都市計画、住宅政策、環境保全等)、(2)都市法の比較分析、(3)特定項目の詳細分析、に対して、主たる対象諸国の都市関連法制資料を収集し、その抄訳・整理をすると共に、都市法全般及び特定項目(ゾーニング、サブディビジョン、、建築線、高さ制限、開発規制、住宅政策、公園緑地、スラム対策、土地利用計画、土地開発等)について、各国相互の比較一覧表としてまとめた。 平成9年度は、対象諸国における都市関連法制資料の追加収集として、インドネシア、フィリッピン、インドにおける都市法について、相手国の大学機関の協力を得ながら、資料収集の補足を行った。また、市街地形成のトレースとして、1900年代初期より現在までにおける、各都市の開発、人口動態、市街地形成の変化を、航空写真、地形図、行政資料等によりトレースし、変遷図として描いた。市街地形成の類型化については、市街地形成の特徴をタイプ分類し、そのパターン、背景となる基礎データーとの関連、開発動向との関連等の分析を行った。市街地形成要素の把握として、開発事業、公共投資、産業立地、住宅投資・補助、等の市街地形成に係わる要素を抽出し、形成要因の特質、都市法システムとの関係を検討した。
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