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1998 Fiscal Year Annual Research Report

笑いの表情の文化・比較心理学的研究

Research Project

Project/Area Number 08451018
Research InstitutionKYOTO UNIVERSITY

Principal Investigator

正高 信男  京都大学, 霊長類研究所, 助教授 (60192746)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 牧野 順四郎  筑波大学, 心理学系, 教授 (60015443)
Keywords笑い / 表情 / 情動 / 文化
Research Abstract

(1) 「眼の動きを指標とした笑いの文化差と文脈差の抽出」
笑いの表情のなかでは、けっして唇の動きばかりが重要な役割を果たすわけではない。眼の動きも同様に、大切な役割を果たす。そこで、最終年度には眼を覆わずに自然な笑いを記録し、唇の動きを抽出したのとおなじ技法を用いて、眼の運動の比較検討を行った
(2) 「研究のとりまとめと資料の整理統合」
集められた観察資料の整理保管はひとつの、大きな作業になる。得られたデータは、将来のためにも整理し適切に保管して、公に公開可能な状態にしておくことが望ましい。その作業を行う。過去2年間の実験によって、日本人と外国人の自然な笑いおよび作為のある笑いのテープと、彼らがそれをどう知覚しているかに関する実験の資料が、十分に蓄積されている。本年度はそれらをとりまとめ、学会発表と成果の公刊を行った 外国人の笑いの分析結果は、牧野がとりまとめ、他方、日本人の笑いについては、正高がまとめた。また笑いの差異の知覚についても、正高が担当した。個々の研究者が自分のぶんについて7月までに整理をおこない、ついで双方が筑波にて、データの照合を行いそのための国内旅費を計上した。そののち成果を8月にカナダでひらかれる、第13回国際人間行動学会のシンポジウムで発表した。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] N.Masataka: "percaption of motherse in Japanese Sign Language by 6-month-old hearing infonts" Developmental Psychology. 34. 241-246 (1998)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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