1996 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
08455191
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
小林 彬 東京工業大学, 工学部, 教授 (40016530)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大山 真司 東京工業大学, 工学部, 助手 (00242272)
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Keywords | 位置計測 / 非接触計測 / 能動計測 / 囲い込み信号場 / 学習 / 知的計測 |
Research Abstract |
本年度は、以前に試作した囲い込み信号場発生・位置姿勢測定装置を利用して、測定精度を決める要因につき、主に実験的に分析した。具体的には、購入したロックインアンプを活用して、種々の状況下における位相測定を、0.01度の分解能で測定した。また、実験装置の制御用計算機としてノートパソコンを利用して実験効率を高めるとともに、また実験結果の解析のためにデスクトップパソコンを使用して膨大な量の実験データを分析した。 具体的な検討内容と、その結果は以下の通り。 1.点灯関数信号の設定精度測定→輝度比,初期位相ともに0.1%で設定可能 2.センサ位置と受信信号位相差との関係測定→理論値からの測定誤差0.5%以内 3.雑音の分析と雑音源の特定→ステッピングモータ駆動用電子回路から電磁雑音が発生源 4.設計自由度と制御可能性の検討→初期位相と輝度比を組合わせて測定誤差を原理的に最小にするための方法論を確立
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[Publications] Shinji OHYAMA and Akira KOBAYASHI: "Local Positioning System by Means of Enclosing Signal Field" Sensors & Actuators. Vol.A-54. 457〜463 (1996)
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[Publications] Shinji OHAYAMA,Kouji IHARA,Li CAO and Akira KOBAYASHI: "Realization of spatially semi-open signal field and its application to car garaging support system" Proceedings of the 11th KACC. 413〜416 (1996)
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[Publications] 大山真司,加藤輝幸,曹麗,小林彬: "同期積分法に基づく位相測定を用いた高精度位置計測" 第35回SICE学術講演会予稿集. 603〜604 (1996)