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1997 Fiscal Year Annual Research Report

地域性を考慮した住宅の省エネルギー設計とライフスタイル誘導の方向性

Research Project

Project/Area Number 08455273
Research InstitutionKyoto Prefectural University

Principal Investigator

松原 斎樹  京都府立大学, 人間環境学部, 助教授 (80165860)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 蔵澄 美仁  京都府立大学, 人間環境学部, 講師 (70244291)
Keywords住宅 / 省エネルギー / ライフスタイル / 関西地方
Research Abstract

住宅の熱環境調査研究,住宅居住者の心理評価,複合環境の評価などの文献サーベイを継続して行った.次に昨年度に回収を完了した公営集合住宅,分譲集合住宅,郊外戸建て住宅,町家,農家,高断熱・高気密住宅,およびソーラーハウスの居住者を対象とした夏季・冬季の住まい方のアンケート調査データの単純集計および住宅種別の集計を完了した.また,1996年3月〜1997年3月の電気・ガス・灯油のエネルギー消費量について得られた検針日から検針日までのデータを月初〜月末の数値に変換して,電気・ガス.灯油およびそれらの合計のエネルギー消費量について,1年間および各月毎の変動をグラフ化して考察した.差し引き法によって求めた夏季の冷房用エネルギーについては,アンケートでの申告による冷房使用時間との明確な相関が見られることを確認した.
住宅種別に数戸づつ全体で20戸を選定し,住まい方に関するヒアリング調査および居間の室温と寝室の温湿度測定を夏季(8月)と冬季(3月)に行った(一部住戸はヒアリングのみ).室温の測定期間は1〜3週間である.これらについてエネルギー消費量の抑制と関連する要因について考察を進めている.さらに昨年度のアンケート調査結果から明らかにされた住宅居間でくつろぐ姿勢は大きく椅座位,平座位,および臥位に分類される.これらのうち代表的な姿勢について体感温度の推定を行うための基本的なデータを明らかにする各種の実験を昨年度に引き続いて行った.現在、データ分析中である.

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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