1998 Fiscal Year Annual Research Report
クモ膜下出血後のDINDとDNDとの関連及びその治療
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08457371
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
相原 徳孝 名古屋市立大学, 医学部, 助手 (00264739)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 和雄 名古屋市立大学, 医学部, 教授 (90150341)
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Keywords | クモ膜下出血 / 脳損傷 / 頭蓋内圧 / アポトーシス |
Research Abstract |
平成8年度における実験結果で、クモ膜下出血がinitial brain damageのみならず、急性期から亜急性期にかけて脳損傷を及ぼし続けることが明らかとなった。この研究成果を平成9年5月にオーストラリアで開かれた5th International Congress on cerebral vasospasmで発表した。その後、クモ膜下出血により誘導されるimmediately early geneの存在を明らかにし1997年のNeuroReportへ報告した。平成9年度は、クモ膜下出血により引き起こされる海馬病変について詳細に検討を加え、この海馬病変の発症に頭蓋内圧の上昇が関与することを明らかとし、また病態とアポトーシスとの関連について主にp21およびp53mRNAの発現より検討を加え、それぞれ平成10年6月に開催された第23回日本脳卒中学会総会で発表した。その研究の成果の一部は1998年に発行された脳血管攣宿13に掲載された。平成10年度はクモ膜下出血により誘導される脳損傷の治療について、特に低体温の効果について研究し、この結果を平成10年11月に開催された第10回脳循環代謝学会等で発表した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 神谷健: "クモ膜下出血" 総合臨床. 46(1). 109-113 (1997)
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[Publications] 中塚雅雄ら: "ラットくも膜下出血後早期の海馬におけるp53mRNAの発現とアポトーシスの関連について" 脳血管攣縮. 13. 261-266 (1998)
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[Publications] Shigenori Harada ら: "Subarachnoid hemorrhge irduces c-fos, c-jun and hsp70 mRNA expression inrat brain" Neuro Report. 8. 3399-3404 (1997)
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[Publications] 神谷健ら: "くも膜下出血と海馬DNDとの関連" 第57回日本脳神経外科学会抄録集. 153 (1998)
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[Publications] 馬為衆ら: "ラットくも膜下出血モデルによって海馬病変は引き起こされるか?" 第23回日本脳卒中学会抄録集. 108 (1998)
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[Publications] 山田和雄・神谷健: "脳神経外科レビュー(4)" 三輪書店, 74-88 (1996)